まんが世界昔ばなし、まんが日本昔ばなし をこどもたちに観せたい。


宮城まり子さんという方の訃報をニュースで知り、ハッとしました。
なぜなら、最近子どもとAmazonプライムで観ている「まんが世界昔ばなし」というアニメ番組の、声の出演・歌が宮城まり子さんで、女性や子どもといった登場人物の声を、ひとりで使い分けして演じられていて、すごい方だとちょうど思っていたところだったから。

そしてそのニュースで、芸能人として築いた地位や財を、肢体不自由児のための養護施設の創設に注ぎ込み、その後、福祉事業者に転身されて弱者を守り支援する人生を送ってこられた方、、という人物像を知りました。

そのような心の暖かい方が声を演じられているからなのか、情感たっぷりに語られた「まんが世界昔ばなし」というアニメ番組は、およそ45年も前に作られた古いものにもかかわらず、現代も、引き込まれるようにして観られる作品になっているのかなと感じました。(主題歌も特徴があって、はじめはびっくりしましたが耳に残り、こどもが面白がっています。)

アンデルセンやグリムなどの世界や日本の童話、昔話やおとぎ話、児童文学を、小さな子どもに語り継ぎたいと思って、図書館から借りてきて読んであげたりしていたけれど、地上波のテレビをつければ、そういったお話が、刺激の少ない絵本のような暖かみのある絵と声で語られ、観られた時代をうらやましく思います。

「世界まんが昔ばなし」や「まんが日本昔ばなし」「世界名作劇場」のような、良識や道徳、善悪や不思議なお話を、ちいさな子どもたちに安心してみせることのできる良い番組が、日本でも再びつくられたらいいなと願ってしまう。

幸い、Amazonプライムで「まんが世界むかしばなし」のエピソードを観られることがありがたいです。わが子は小公女セーラはそれで知り、すごくのめり込んで観ていました。
日本昔ばなしはDVD BOXなどで販売されていますが…。
一部のメディアではなく、誰もが観られるかたちで、いつの時代のこどもたちが楽しめたらいいなと願っています。

特にまんが日本昔ばなしは、日本人として生まれてきて、日本人として身に付けておきたいことを教え、伝えることが出来、情操教育をもできるものだと思うので。

ドラえもんやサザエさん、鬼太郎は時を越えて今もなお、放送されています。だからこれも…
YouTubeに公式で…とかでもよいので。(…今でも観れるといえば観れますけどね。公式ではない?かな?まあ、視聴できればいい!といえばそれまでだけど。汗。)

宮城まり子さんのご冥福をお祈りいたします。

 

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